カシス栽培の歴史とその発展
広がるカシスの可能性
カシス栽培の長い歴史、そこから生まれるこだわりと情熱
農業技術の先進国として知られるニュージーランドでは、一流の研究機関、生産者、流通業者が一体となって、約200年近くにわたってカシス栽培のための研究・開発が行われてきました。ニュージーランドの自然条件を生かした長年の品種開発によって生まれたのが、はじけそうな濃い赤紫色をした香り高いカシスたち。
カシス農家のこだわりと情熱、そしてニュージーランドの優れた自然条件が、栄養たっぷりの高品質なNZカシスを育てているんです。
カシスと健康
ニュージーランドカシスの抗酸化物質(カシスアントシアニン)はなぜすごい?
ニュージーランド産カシスに含まれるアントシアニンは、一般的な果物の中で最も高い抗酸化力を誇るとともに、よりアクティブで健康的な体を作る特有の効果があることが分かっています。 ニュージーランド産カシスのアントシアニンは、抗酸化物質として、フリーラジカルの害から体の細胞を保護しますが、アクティブで健康的な体を維持する上で最も重要な機能は、体の抗酸化、免疫、エネルギー循環を改善する細胞シグナル伝達因子を活性化することです。 ニュージーランド産カシスのアントシアニンは、さまざまな生体防御遺伝子の発現を誘導する転写因子(nrf2)を活性化する作用があるのです。 Nrf2は、私たちの体のほとんどすべての細胞の細胞質に存在しています。 ニュージーランドカシスにしかない特有な組み合わせを持つアントシアニンによりNrf2が活性化されると、nrf2が細胞の核に入り、一連の遺伝子の生成が活性化され、最終的にタンパク質の生成にスイッチが入ります。 これらのタンパク質は、私たちの体の中で重要な抗酸化作用、免疫作用、エネルギー循環の機能を持っています。つまり nrf2の活性化は、健康で活動的な体を維持するための重要なステップとなるのです。 アントシアニンといってもいろいろですが、ニュージーランドのカシスアントシアニンは、単なる抗酸化物質ではないのです。 体内の細胞内の経路にスイッチを入れ、より活動的で健康的な生活を送るための鍵となる栄養学的に証明された生物活性物質なのです。 アントシアニンの含有量が最も高いベリー、ニュージーランドカシスをぜひお試しください。 お勧め商品はこちら >> 順造選 カシス(果汁50%)
続きを読むポリフェノール、フラボノイド、アントシアニン ― どれも抗酸化物質ですが、何が違うかわかりますか?
私たちの体には様々な抗酸化物質が含まれています。その中には体内で作られるものもあれば、食べ物からしか得られないものもあります。 ポリフェノールは、私たちが口にする食物、特に果物や野菜に最もよく含まれる抗酸化物質の一つです。 ポリフェノールは、複数の(ポリ)フェノール基を持つ化合物で、1つ以上のヒドロキシル(OH)基が結合した化学的な環構造で、フェニル環と呼ばれています。 フェニル環は、フリーラジカルと反応して、その有害な反応性を不活性化することに非常に優れています。 ポリフェノールは植物の中で様々な役割を果たしており、抗菌作用を持つだけでなく、ベリー類の鮮やかな赤や青の色を作り出し、鳥を引きつけてベリーを食べさせ、種の拡散の手助けをします。 ポリフェノールには、フラボノイド、フェノール酸、スチルベン、リグナンの4つの種類があります。 中でもフラボノイドが最も多く、果物や野菜に多く含まれています。 自然界には5000種類以上のフラボノイドが存在すると言われています。 代表的なフラボノイドには、ケルセチン(タマネギ)、カテキン(お茶)、プロアントシアニジン(ブドウ)、ヘスペレチン(柑橘類)、アントシアニン(ベリー類)などがあります。つまりアントシアニンは、ポリフェノール系抗酸化物質であるフラボノイドの一種です。 ベリー類は、一般的によく食べられる果物の中で、最も多くのポリフェノール化合物を含んでいると言われています。これらのポリフェノールのほとんどはフラボノイド系のアントシアニンです。 一般的に食べられているベリー類の中では、ニュージーランドのカシスが最も多くのアントシアニンを含んでいます。 アントシアニンの含有量が最も高いベリー、ニュージーランドカシスをぜひお試しください。 お勧め商品はこちら >> 順造選 カシス(果汁50%)
続きを読む抗酸化物質とは何か、そしてなぜ体にいいかおさらいしましょう!
私たちの体のすべての機能の根底にあるもの、それは生化学物質の反応(代謝)です。食べ物をエネルギーに変えるプロセス、脳や他の臓器の機能、筋肉の動き、これらはすべて、細胞の内外で生化学物質の反応が不可欠です。こうした代謝が行われる過程の中で生成されるものの中に、特に反応性の高い中間体であるフリーラジカルがあります。フリーラジカルは反応性が高いため、金属が酸化によって錆びるのと同じように、私たちの身体に損傷を与える酸化反応をもたらす可能性があります。フリーラジカルによって促進される有害な反応は、一般的に酸化ストレスと呼ばれます。酸化ストレスは、糖尿病、癌、アテローム性動脈硬化症、心臓病、喘息などの多くの病気に関係しています。 私たちの体がさらされる酸化ストレスのレベルは、ライフスタイルによるものが多くあります。例えば、タバコの煙やある特定の食品成分により、フリーラジカルの生成が引き起こされる可能性があります。また、運動中に必要なエネルギーを作り出し、筋肉活動を高めるための細胞反応によって、生成されるフリーラジカルのレベルが高くなり、酸化ストレスのレベルが上昇します。体の酸化ストレスの主な原因は体内の生化学反応ですが、日光や汚染など、私たちがさらされている環境も酸化ストレスの上昇に寄与する可能性があります。 幸いなことに、私たちの体にはフリーラジカルを不活性化し、酸化ストレスを調整する機能が備わっています。フリーラジカルを除去、または収集し不活性化する内因性化合物を備えた倉庫があり、私たちがさらされている酸化ストレスを低下させます。これらは一般に抗酸化物質と呼ばれ、ビタミンCやE、グルタチオン、スーパーオキシドジスムターゼやグルタチオンペルオキシダーゼなどの酵素が含まれます。こうした内因性抗酸化物質を適切なレベルに保つことが、私たちの体がさらされる酸化ストレスのレベルを最小限に抑え、健康を維持するために非常に重要になります。 特定の栄養素が不足している食事や、高い環境ストレスにさらされている、また運動のし過ぎで体に過度のストレスを与えている場合には内因性の抗酸化機能が低下する可能性があります。最近私たちが頻繁に目にする健康食品のメッセージの1つに“抗酸化“があります。抗酸化力アップのサプリメントや、抗酸化力の高い食品の摂取といったものです。これらの食品やサプリメントに含まれる抗酸化化合物が体の抗酸化能力を直接高めるという証拠はほとんどありませんが、嬉しいことに新たな研究により、抗酸化物質のいくつかが実際に体内に蓄えられた内因性抗酸化物質を活性化し、酸化ストレスレベルを低下させることができることが分かっています。ニュージーランドカシスに含まれる抗酸化物質は、体の酸化ストレスの調整機能を活性化して、環境や運動ストレスの悪影響を最小限に抑えるのに非常に優れていることが証明されています。 是非日々の食生活に取り入れてみてください。 お勧め商品はこちら >> 順造選 カシス(果汁50%)
続きを読む健康で長生きするために
老化は残念ながらすべての人に起こる自然なプロセスで、通常は様々な機能の低下として現れます。若い頃にできたことが、できなくなってしまうのです。さらに、年齢を重ねるごとに、加齢に伴う病気にかかるリスクが高まります。 例えば、肺活量の低下、認知機能の低下、変形性関節症、糖尿病、心血管疾患、がんなどが挙げられます。 後者2つは、高齢者の最も一般的な死因となっています。 このような老化現象には遺伝も関係していますが、ライフスタイル、特に食事の選択が重要であることが明らかになってきました。 食事が老化に及ぼす影響を調べる研究では、通常、大人数を対象に長期間にわたって調査を行い、食べたものの詳細な記録を残します。 これらの研究では、アントシアニンの摂取が、多くの加齢性疾患のリスクを低減する上で重要であることが明らかになっています。 例えば、1日に20mg以上のアントシアニンを摂取すると、心血管疾患のリスクが18%、糖尿病のリスクが31%減少することがわかっています。 アントシアニンは果物や野菜に含まれる抗酸化栄養素で、ニュージーランドのカシスは、一般に栽培されている果物や野菜の中で最も多くのアントシアニンを含んでいることで知られています。 実際、1日4粒のニュージーランドカシスを食べるだけで、20mgのアントシアニンを摂取することができます。
続きを読む目覚めのコーヒーをカシスに変えてみませんか?
目覚めの一杯のコーヒーがなければ1日が始まらない方は多いのではないでしょうか?さらに、昼食後2杯目をチャージしなんとかその日を乗り切れる、という方もいらっしゃるでしょう。私たちの脳を刺激し、覚醒させ、眠気を減らすのはコーヒーに含まれるカフェインの作用です。しかし、カフェインはまた、緊張や落ち着きのなさを引き起こし、夜に眠りにつくのを妨げる可能性があります。また定期的に飲んでいたコーヒーを飲み忘れた場合、カフェインの禁断症状として過敏になったり不安感が増すということまで起こってしまうのです。なぜ私たちの大好物が、こうした悪影響を及ぼすことになってしまうのか、不思議に思いませんか? カフェインは脳内の受容体に直接作用して、神経伝達物質ドーパミンのレベルを上昇させます。ドーパミンのレベルが上がると、覚醒が高まり、幸福感が生まれ、眠気が減ります。しかし、それと同時にこれらの受容体に作用することにより、不快な副作用を引き起こす可能性もあります。ではどうしたらいいのでしょう?実はカフェインが引き起こす可能性のある有害な副作用を引き起こさない方法でドーパミンレベルを上げることができるのです。例えば、酵素モノアミンオキシダーゼはドーパミンを分解しますので、この酵素の不活性化はドーパミンのレベルを増加させることになります。この方法であればカフェインの消費時のような副作用が起こらないのです。 最近の研究では、ニュージーランドのカシスに含まれるアントシアニンがモノアミンオキシダーゼの優れた阻害剤であることが示されています。ニュージーランドのカシスを含むパウダーまたはアントシアニンが豊富なニュージーランドのカシスジュースを摂取した被験者は、New Zealand blackcurrant anthocyanins or a New Zealand blackcurrant juiceモノアミンオキシダーゼ酵素活性が低下し(つまりドーパミンレベルが増加)、注意力が高まり、幸福感が高まりました。 不快な副作用なく脳を目覚めさせ、また健康増進のために、朝の一杯としてニュージーランドのカシスをぜひ取り入れてみて下さい。
続きを読む「スーパー」フードと呼ばれる根拠とは?
食料品の買い物をする時、「スーパーフード」という表記のあるものに惹かれることがよくあると思います。今日はスーパーフードの定義について考えてみたいと思います。 健康意識の高い人は特に、真の「スーパー」フードを探していると思いますが、重要なことは、「スーパーフード」という用語はマーケティング用語であり、科学的用語ではないと認識することです。一般的にマーケターは1つまたは複数の栄養素が非常に高いレベルにある食品を説明する際に、この用語を使いますが、この用語に関して特に定義というものはないのです。 「スーパーフード」という用語をGoogleで検索すると何百万という数がヒットし、トップ10またはトップ20のスーパーフードのリストが多数表示されます。 「スーパーフード」のGoogle検索で常に表示される食品グループの1つは、ベリーです。 「スーパー」ベリーのリストには、通常、ビルベリー、アサイ、ゴジベリー、クランベリー、エルダーベリーなどのベリーが含まれます。これらのベリーのマーケティングプロモーションには、必ずと言っていいほど「スーパーフード」という用語が使われています。 特定のベリーが本当に「スーパー」であるかどうかを判断するための方法として、そのベリーについてどれだけの科学的研究が行われたかを調べることをお勧めします。米国国立衛生研究所(NIH)では、国立医学図書館データベース内のすべてのグローバルな科学的健康研究出版物を照合検索することができます。非常に驚くべきことに、このデータベースでさまざまなベリーに関する科学的出版物の数を検索すると、「スーパーフード」という用語とはあまり縁がなかったカシスは、ビルベリー、アサイ、ゴジ、エルダー、さらにはクランベリーなど、他のいわゆる「スーパーフード」ベリーよりも多くの論文が発表されていることが分かります。 こうした科学的研究の量は、まさにカシスを「スーパーフード」と呼ぶに十分な根拠となっています。 「スーパーフード」の考え方として、科学的根拠が多く存在することはとても大切なことだと思いませんか?
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