製品紹介
栄養たっぷり、ヘルシーで多様な用途
ニュージーランド・ブラックカラント組合は、収穫直後の新鮮なNZカシス果実を、高品質の栄養豊富な濃縮果汁、冷凍果実(IQF)、ピューレなどの製品に加工します。これらの製品は、世界中の食品・飲料メーカーや、レストラン・ベーカリーなどのシェフ、様々なフード・サービス業者で活用される原材料です。 日本では、明治製菓、サントリー、アサヒ飲料、カゴメ、大塚食品、伊藤園といったメーカーが、ニュージーランド産カシスを製品に使用しています。
ニュージーランド産カシスの特色である濃い色と香り高い風味は、NZカシスだけの製品はもちろん、他のフルーツ類と混ぜ合わせて様々な用途に活用可能。さらに、製品の栄養価を高めることもできます。NZカシスは、ジュースや色々な飲み物を始め、ジャムやコンポートなどの保存食品、朝食用のシリアル、マフィンやケーキなどのベーカリー製品、パイの中身、ヨーグルトやアイスクリームなどのデザート、さらに様々な菓子類と、幅広く食品や飲料製品に使用されています。
品質と安心が第一、NZブラックカラント組合の
コミットメント
NZブラックカラント組合にカシス果実を供給するすべての生産農家は、組合の指導するトレーサビリティのプログラムを取り入れています。NZブラックカラント組合にとって、品質と安心は何よりの優先事項。組合は、以下の項目に完全にコミットしています。
- 「ベリーの王様」といわれるニュージーランド産のカシス果実だけを使用しています。
- アレルギー物質を一切含んでいません。
- 遺伝子組換え物質を一切使用していません。
- 糖分や防腐剤は一切添加していません。
ニュージーランドカシスの品種
ニュージーランドカシスは、ベン・アード(Ben Ard)、ベン・ルーア(Ben Rua)、ブラックアダー(Blackadder)の3つが主要な品種です。NZブラックカラント組合は、品種を混合したもの、あるいは品種を特定した製品を製造できます。
- ニュージーランド産ベン・アードは、世界で栽培される商業用のカシスの中で最もアントシアニンの含有率のレベルが高く、様々な健康食品や栄養機能食品に使用されています。サプリメント、機能性食品などでは、この品種がよく採用されます。
- ニュージーランド産ベン・ルーアは、マイルドな風味で酸味も少なく、レストランなどのフード・サービスや小売店のフルーツ・パックで人気があります。また、ベン・ルーアはアントシアニンの含有量が比較的多く、ビタミンCも豊富です。
- ニュージーランド産ブラックアダーは、ベン・ルーアに匹敵する量のアントシアニンとビタミンCを含んでいます。最近の臨床試験では、ブラックアダー・ジュースの摂取後、モノアミン酸化酵素の活動が抑えられ、脳機能の改善にプラスに働くことが認められました。
NZブラックカラント組合は、パウダー、濃縮果汁、ピューレといったさまざまな形の原料を提供しています。お客様から特にご指定がない限り、複数の品種を混合することで一定の色や風味、クオリティ、栄養分を維持しています。
広がるNZカシスの可能性
ニュージーランドカシスが持つ栄養に関する研究の歴史は、ほかのフルーツに比べればまだ日が浅いと言えるかもしれません。その分、近年研究が進むに連れて、NZカシスの持つ可能性がどんどん明らかになってきています。
たとえば最近、スポーツや運動にNZカシスが効くことが分かってきました。ある研究では、ニュージーランドカシスを摂取すると、運動中の脂肪燃焼効果が向上したり、運動後の筋肉回復が早まったりすることが明らかに。ほかにも、美容や免疫機能向上など様々な領域で、NZカシスの持つパワーに対する研究が進展しています。