ニュージーランドカシスの歴史

古くから民間薬として
使われてきたカシス

古代から主に北ヨーロッパの山間地帯に生育していたカシス。食べることができると最初に紹介したのは、ルネッサンス期のフランスの植物学者、ガスパール・ポアンだと言われています。1561年には、カシスが民間薬として使用されていることを示す記録が残されています。

カシスの利用がヨーロッパで大きく広がるひとつの契機となったのが、フランスのバーイ・ド・モンタラン神父による、カシスの健康効果に関する小論文の発表です。

1712年発表のこの小論文で、カシス果汁は「若返りに効果があり、万病に効く秘薬」だと紹介されています。

モンタラン神父の小論文は反響を呼び、カシスはフランスを中心に人気を獲得。18世紀半ば頃には、主に薬用として、ブルゴーニュ地方の丘陵地で栽培されるようになりました。

ニュージーランドでの栽培と発展

ニュージーランドでカシスの栽培が開始されたのは、1820年代のこと。ヨーロッパから海を渡ってやって来た初期の開拓移民が、カシスの苗木を持ち込んだのが始まりでした。栄養豊富で健康維持に効果があり、さらに香り高い風味でジャムやゼリーの材料にうってつけなカシスは、初期の入植者たちにとって非常に貴重なフルーツだったのです。

ニュージーランドの気候と地理的条件がカシス栽培に最適だったこともあって、その後カシスはニュージーランドの国民的食材として広く普及していきました。ニュージーランドでは年月をかけた品種改良が行われ、今では世界で最も栄養価が高く、風味豊かでおいしい高品質なカシスが栽培されています。

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「Tales of New Zealand」

ニュージーランド特産品のひとつであり、世界最高品質を誇るニュージーランドカシス。
NZBCのブログでは、そんなカシスにまつわる知られざるエピソードや情報をご紹介しています。